NISSAN REPORT BLOG

RSS
TOP > レポート > インフィニティ、新しいスポーツカーコンセプトを開発

インフィニティ、新しいスポーツカーコンセプトを開発

 

商品企画本部の副本部長であるフランソワ・バンコンに新システム「レンジエクステンダー(航続距離延長装置)」を搭載したスポーツカーコンセプトの開発について話を聞きました。

 

Q1. 今回、新システムを搭載した新しいスポーツカーの開発で苦労した点は?

A1.

やはり技術面ですね。未知の領域に踏み込む際は困難が伴いますが、同時にデザインや設計に自由度を与えるという利点もあります。そして何より重要なのはそれが最終的にお客さまに何らかのメリットをご提供できるものであるかということです。

また、インフィニティブランドとしてクルマの性能を限界まで押し上げると同時に、将来あるべき姿を示唆する必要がありました。

かつて私はコンセプトデザイナーとして、様々な新技術を探求してきました。これは必ずしも唯一の解決策ではありませんが、とても有望な方策の一つです。

 

Q2. このシステムがもたらす自由度とは具体的にどういうものですか?

A2.

レンジエクステンダーの魅力とは何でしょうか。それは内燃機関の力と電気自動車のバッテリーの力を組み合わせることによる新しい可能性です。これは様々な点で魅力があります。

我々は性能に一切の妥協がない真のスポーツカーでありながら、市街地はゼロ・エミッションで運転することもできるクルマの開発を目指しています。このような一見矛盾するような要素、ミステリアスな要素こそ、インフィニティの世界感に非常にマッチしたものなのです。

 

Q3. 実際にどのようなクルマを開発しているのですか?

A3.

このレンジエクステンダーは1.2Lのエンジンとバッテリーを組み合わせたシステムで、モーターで動くミッドシップの電気自動車です。このパッケージは高次元のハンドリング性能と動力性能、そして高揚感を実現するのに最も合理的なものです。

インフィニティにおいてミッドシップも試行していく時期だと考えていますし、現在のものとは大きく異なるパッケージをベースに作られた真のインフィニティとはどういうものなのかを模索し、研究していく作業は非常にやりがいがあります。

 

Q4. レンジエクステンダーを採用したモデルは市街地での二酸化炭素の排出規制が厳しくなった際にどのような機会を生み出すのでしょうか?

A4.

我々は内燃機関に関して多くの知見を持っています。またハイブリッドについても同様で、実際に車両も販売しています。

これはある意味、これまでの流れを一変させるものといえます。ヨーロッパでは、内燃機関のエンジンを規制していたり、排出ガスのレベルを規制している場所もありますが、このクルマを使えば、ロンドンの都市部など、いかなる市街地でも後ろめたさなく走行することができます。また、同時にこのクルマを使えばレース場でも最大限走りを楽しむことができます。これは未来に向けたスポーツカーの新しい提案です。

今年3月上旬にスイスで開催されるジュネーブモーターショーにてこのコンセプトカーの実物を展示する予定です。是非楽しみにしていてください。

 

ページトップへ