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インドにおけるデザインについて:常務執行役員 チーフクリエイティブオフィサー 中村史郎 インタビュー

デリーオートエキスポの会場にて、常務執行役員 チーフクリエイティブオフィサーの中村史郎に今回のショーへの参加の意義とインドにおけるデザインの考え方について話を聞きました。

Q1. 今回、日産はデリーオートエキスポに初めて参加していますが、その意義について聞かせてください。

A1.

日産は今回初めてブースを構えるわけですが、これは非常に大事なことだと考えています。日産はインドで大きな成長を見込んでおり、2016年までに5%のマーケットシェア、すなわち現在の4倍のシェアを目指しています。そういった中で、日産のブランドをきちんと伝えていくことは非常に大切だと思っています。

今回のブースデザインは日産がグローバルで使用しているものですが、このように一貫したメッセージを出していくこと、「イノベーション」、「エキサイトメント」という二つの大きな柱としているものをモーターショーで訴求していくことは非常に大事だと思います。

デリーショーに参加するのは今回が初めてとなりますが、2年後の次のデリーショーでは今よりももっと幅の広い商品ラインナップをお見せできると思います。また、こうしたことを継続していくことによって初めて、2016年に目標のシェアを達成できるのではないかと考えています。

Q2. インドにおけるデザイン、実用性、価格競争力のバランスについてどのように考えていますか?

A2.

どのマーケットにおいてもデザインというものは非常に大事で、実用性があるからデザインの魅力を犠牲にするということではなく、両立すべきものだと考えています。

我々はインドで最初に「マイクラ(日本名:マーチ)」を出しましたが、このクルマはスペースも広く、値段的にもいいポジションにあり、つい最近発表されたJDパワーのお客様満足度調査の結果では、デザイン、実用性、装備品の豊かさ、すべての面で高い評価を頂き、クラスナンバー1に輝きました。インドの方からも実用性、デザインの両方が高く評価されています。

「サニー」も最近ある雑誌で賞を頂きましたが、室内の広さ、デザインの良さが評価されました。インドのお客さまからも高い評価を頂いています。

さらに、ここに「Evalia(エヴァリア)」がありますが、インドのMPVの中では最も広い室内スペースがありながら、非常に魅力的なデザインも実現しています。このように、インドにおいてもデザインの魅力度と実用性、価格競争力、この3つをうまくバランスさせていくことが大事だと思っています。

Q3. 今回現地に来て、デザイナーとしてどのような刺激を受けましたか?

A3.

インドに来たのは2回目で、前回はムンバイ、ニューデリーには今回初めて来ました。このような今まで来たことがない新しいところに来ることは、私たちデザイナーにとっても、開発に携わる人間にとっても非常に大切なことです。市場でお客さまがどうやってクルマを使っているのかを自分の目で直接確かめることは大事だと思います。

インドは文化的にも非常に長い歴史がありますし、街も非常にユニークです。そういったところから我々の次のデザインが市場にマッチしているかを直接目で見て確かめていく、そしてインスピレーションについても、このような独自の文化を持っているところに来て、新しい文化に触れることが次のデザインに対して大きなインプットになると考えています。

こういうことを私は非常に大事だと思っていて、今回も何人かデザイン、開発に携わっている人間がモーターショーに来ていると思いますが、自分の目で直接見て、確かめて、次の開発に生かすということは非常に大切なことだと思っています。

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