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日産テクニカルセンター 開設から30年

 

日産のモノづくりの要を担う「日産テクニカルセンター(NTC)」が開設して、今年で30周年を迎えました。

神奈川県厚木市にあるこのテクニカルセンターでは、商品企画、デザイン、研究開発などが行われていますが、この施設が完成した1981年は日本の自動車メーカーが国際的に存在感を示し始めた時期と重なります。

当時約500億円をかけて建設されたこのテクニカルセンターは、その後も拡張を続け、2006年には総面積42,000m2を誇る新しいデザインセンターが、2007年には新しいエンジニアリングセンターがそれぞれ敷地内に完成。さらに同年、近隣に研究・先行開発拠点として「日産先進技術開発センター」が新たに開設しました。

30年経った今、厚木地区で働く従業員は開設当初の約3倍の9500名となりました。日産テクニカルセンターは、1982年に発売された初代「マーチ」から、「フェアレディZ」「GT-R」「リーフ」といった最新モデルまで、ニッサンインフィニティブランドすべての車両開発において重要な役割を果たしてきました。

 

 

 

研究・開発部門を統括していた前副社長の大久保宣夫氏はテクニカルセンターの発展について、「NTCが開設した時期は、ちょうど計算機を使って、三次元のデータ処理やそれに基づいたシュミレーションの計算といった技術が非常に進歩してきた頃でした。こうした技術をNTCの展開の際に新しいハードウェアを含めて入れられるということで、開発のやり方が画期的に進歩したような気がしています」と当時を振り返ります。

日産は現在、日本から商品を海外に輸出するだけでなく、国内で培った様々なノウハウをアジア、欧州、北米など海外で働く従業員と共有することで競争力を高めています。そして、このテクニカルセンターは日産の優れた技術力を世界中に広げていく上で、なくてはならない存在となっています。

新中期経営計画「日産パワー88」の中で、日産は平均6週間ごとに1車種の新商品を投入する予定です。このテクニカルセンターで働く従業員がこれまで同様、重要な役割を担うことになるのは言うまでもありません。

大久保氏は、「これほど色々な種類の技術を持っている国というはある意味、日本とドイツぐらいしかないと思います。その意味で、今後、NTCが世界の開発のハブとなってやっていくのがよいのではないかと思います」と今後に対する期待を述べました。

ここからまた、次の30年が始まるのです。

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