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日産テクニカルセンター(NTC)30周年記念式典 ゴーンCEOインタビュー

 

日産自動車CEOのカルロス・ゴーンは、厚木の日産テクニカルセンターにて、同社のグローバルな研究開発・デザインのハブ拠点の重要性について語りました。

 

Q1. 日産のモノづくりの精神を醸成する上で、日産テクニカルセンター(NTC)が果たす役割を教えてください。

A1.

NTCは、まさに日産のモノづくりの心臓部です。自動車メーカーを問わず、車両・パワートレイン開発部門、デザイン部門、そしてサプライチェーン部門のある技術センターは会社の中心です。会社を特徴づけるのは、技術センターです。

日産には、クルマづくり以外の面で、他社との共通項がいくつかありますが、NTCは、日産を日産たらしめている存在です。NTCは日産の事業の中核にあたり、日産のDNAと本質を支える土台です。従って、NTC設立30周年を祝うということは、日産の魂の30周年を祝うことにほかなりません。

 

 

Q2. 日産の経営にあたって以来、NTCで開発されたクルマの中で、特に印象に残っているモデルはありますか?

A2.

どのクルマもある意味、私の子供のようなものですから1車種に絞るのは難しいです。自分の子供たちの中で一番好きな子を選ぶようなものです。中には、象徴的なクルマもあります。ですから、甲乙つけ難いのです。

言うまでもなく、Zは日産再生のシンボルです。当社が経営難から抜け出し、黒字化を果たし、負債を完済し、会社が再び発展しようとする時期に、Zは発売されました。

エクストレイルも、海外市場に攻勢をかけ始めた頃に投入した重要な商品です。日産はまず4×4で、海外展開を始めましたが、そのもっとも象徴的なクルマがエクストレイルでした。

ムラーノでも、日産の4×4の強みを、スタイリッシュなデザインで表現し、大成功を収めました。ティーダも好評を博しています。また、Vプラットフォームを採用するマーチも大事なモデルです。これらの車種が日産の歴史を彩ってきました。更に、一大イベントであったGT-Rの発売。また、日産の革新性と創造性を駆使し、ゼロ・エミッションで、手ごろな価格の、実用的な電気自動車をつくる、という自動車業界の夢を実現した日産リーフも忘れてはなりません。

これらのクルマは、単なる思い出ではなく、日産の歴史をつむいできた数々のステップです。日産のハブ拠点であるNTCは、これからも数多くのクルマと技術を世に送り出していくでしょう。NTC設立30周年を記念し、会社のために懸命に頑張ってくれたNTCの従業員の皆さんの功績を称えたいと思います。

 

 

Q3. 日産パワー88では、平均して6週間に1車種、新型車を投入する予定ですが、会社が世界的な拡大を目指す中で、NTCに期待する役割は何ですか?

A3.

NTCなくして、これまでの日産はありません。NTCなくして、会社は何事も成しえないのです。NTCは会社にとって、それだけ重要な存在です。NTCは日産が攻勢をかける上で、中心的な役割を果たします。

また、この数年間、当社は毎年、販売を60万台伸ばしてきました。2012年度も同様に、60万台、あるいはそれ以上の拡販を目指します。それができるのも、技術と商品を揃え、自動車市場の見通しと、各市場のニーズを把握し、クルマを通して、会社のビジョンを実現できる従業員が頑張ってくれているからこそです。

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