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つかの間のタイムスリップ

 

先ごろ新興国におけるエントリーカーとして「ダットサン」ブランドの復活が発表されましたが、ゴーン社長は座間市にある記念庫(Nissan DNA Garage)を視察し、日産の約80年におよぶ日産の歴史に触れました。

日産創業時の1933年「ダットサン12型」から電気自動車「日産リーフ」の開発過程の試作車両まで、約400台に及ぶ車両を保管してある座間記念庫は、まさに歴史の宝庫です。

ゴーンはここに保管されている記念車のうち、発売から75年以上を経てもなお可動状態にある1938年の「ダットサン17型フェートン」に試乗し、日産の歴史を再認識しました。

大久保宣夫 元副社長

記念車の維持は日産の退職者や関係者のネットワークによって支えられており、およそ7割の車両は動態保存されています。

日産の元副社長である大久保宣夫氏は、入社当時、「B10型ダットサンサニー1000」の設計を担当していました。大久保氏は、「こちらは1964年、半世紀以上前に日産自動車に入って手がけさせてもらったクルマで、それはもう、想い出の8割くらいはこのクルマではないかと思います」と当時を振り返ります。

ゴーンが乗った「ダットサン17型」は、2007年に発売し、自身も所有していた「NISSAN GT-R」や昔のラリー車、歴代フェアレディZなど日産の歴史を飾った車両の前を次々と通り過ぎます。

記念庫は現在、一般には非公開ですが、元常務の佐々木健一氏は、自身がエンジン設計を担当した「SR311型ダットサンフェアレディ」をはじめ、記念車が多くのお客さまにご覧いただけるようになればと希望を語りました。

さらに佐々木氏は「(その意味で)日産自動車の持っている長い歴史にゴーン社長が直接触れる機会があってたいへんよかったと思います」と付け加えました。

新興国での「ダットサン」ブランドの復活を2年後に控え、日産の歴史に対する世界の関心はますます高まっていくと見込まれます。

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