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2012年7月度のグローバル販売実績について

日産自動車グローバル販売副社長の片桐隆夫による、7月までのグローバル販売実績の解説です。全体的な市場占有率は記録的な成績となったものの、市場の減少する地域もあるなかで、販売が落ち込む例も出ました。

Q1: 7月は過去最高の台数増となりましたが、詳しく教えてください。

片桐副社長

7月のグローバル販売台数は前年比9.5%増となり、8.9%増加したグローバル全体需要の伸びを上回りました。既に35ヶ月連続で、市場の伸びを上回る台数増を果たしています。また、グローバルな市場占有率も、7月としての過去最高記録を更新し、6.5%に達しました。従って、販売台数と市場占有率ともに、7月としては過去最高の結果となりました。

過去最高の販売と市場占有率を実現した市場も数多くあります。インドネシアとエジプトでは、単月の販売として過去最高記録を更新しました。また、7月の販売としては、タイ、マレーシア、豪州、ブラジル、英国、トルコ、そしてインドでそれぞれ過去最高となりました。更に、マレーシア、インドネシア、豪州、米国、メキシコ、ブラジル、欧州トータル、フランス、トルコ、そしてインドでは、7月として過去最高の市場占有率を記録しました。

日本国内の全体需要は、政府によるエコカー補助金に支えられ、前年比38%増と飛躍的に増加しました。一方、当社の販売台数の伸びは、主力車種がモデル切り替えの時期となり、市場の成長を若干下回りました。しかしながら、国内については2012年度8月以降、セレナのS-HYBIDの投入や、競争力溢れる日産ノートの刷新など、新型車の発売がありますので、見通しは明るいと考えています。

Q2: 中国と欧州の販売が減少している理由を教えてください。また、日産は同市場における立場を維持するべくどのような対策を講じていますか?

片桐副社長

中国の全体需要は前年比9.8%増となり、これまでの月に比べると若干減速していますが、これには複数の要因があります。まず、実際に需要が減少しているのは商用車市場です。一方、当社のメイン市場の乗用車市場は引き続き好調です。また、地域によっても状況が異なり、沿岸部では需要が微減となる一方、内陸部は拡大しています。従って、中国では複数の要因が重なった結果、全体需要は若干、減速しています。しかしながら、市場全体は未だ成長を続けているため、見通しは明るいと考えていますが、同時に慎重に見極める必要があります。

中国における当社の販売は、広州市ナンバープレート総量規制や北京の水害の影響を受け、微減となったものの、乗用車販売は堅調で、競争力の高い新型車の発売を控えているため、今後の販売には大いに期待しています。

欧州では、ご存知のように、南部を中心に全体需要は落ち込んでいます。日産も例外ではないものの、当社の販売台数の減少は市場の落ち込みを下回っています。欧州では多くの市場で市場占有率の拡大を果たし、例えば英国では7月として過去最高記録の販売を更新する一方、フランスでは7月として過去最高の市場占有率を獲得しました。このように、日産は、市場の減少にもかかわらず、健闘しています。

他方、米国市場は好調で、当社の販売はそれを上回る勢いです。例えば、7月の米国の全体需要は前年比8.9%増でしたが、日産の販売台数は前年から16.2%増加し、市場占有率も飛躍的に伸ばしました。

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