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CEATECで見る家電と自動車産業の接近

 

近年、家電製品と情報技術(IT)産業で発展が顕しい分野があります。それは自動車です。

CEATECの会場

CEATECは日本最大級のエレクトロニクス・情報・通信技術の展示会ですが、今年は自動車メーカー3社がそれぞれ、モビリティ、エレクトロニクス、そしてITにまたがる最新技術を出展しました。

日産自動車は今年で6回目の出展となり、商品化可能な最新技術をはじめ、未来の方向性の一部をかいま見れる技術を公開しました。

昨年は三菱が初出展しましたが、今年はトヨタが加わり「スマート・インセクト」というコンセプトカーを発表しました。モーションセンサーによって運転手の行動を認知する一人乗りの小型EVです。

日産の最高執行責任者(COO)である志賀俊之は、CEATECの会場に自動車メーカーが増えることは、クルマにとってエレクトロニクスやITがいかに重要であるかを物語っているだけでなく、今後の自動車産業とエレクトロニクス産業のコラボレーションから生まれる大きな可能性を示していると言いました。

トヨタ「スマート・インセクト」

自動車の70%は電子部品によって構成されていると言われますが、クルマこそが最も大きな消費者向け電化製品と言っても過言ではありません。

「2つの産業が、家電の産業と自動車産業がどんどん近づいていっているのを本当に実感として感じますね。」と語りました。

日産は、自社ブースの周辺の“街路灯”を「リーフ」のバッテリーで供給することで、その自動車とエレクトロニクスの融合を表現しました。東日本大震災以降、コミュニティのための代替エネルギー源が注目された昨年、日産はEVが過程に電力を供給できる「LEAF to home」という技術を提案しました。

さらに日産は、渋滞や事故の提言に貢献する技術も提案しました。

「NSC 2015」はセキュリティの向上と時間の有効活用を目的としたコンセプトです。この技術についてIT&ITS開発部エキスパートリーダーの二見徹は次のように説明します。

日産の「オートメーテッド・バレーパーキング(AVP)」技術

「人間を上回る機械の性能を使って、事故を未然に防止するということを機械にやらせることができないか、という狙いが一つですね。もう一つは、我々は実は相当な時間のロスをしています。」

時間を有効に活用するため、NSC 2015は駐車位置まで自動で移動し、出かける際には自動で出庫できます。この「オートメーテッド・バレーパーキング(AVP)」技術により、運転手はスマートフォン1台でクルマを操作することができます。

またクルマ不審者が近づくと、車両の周辺を見渡す「アラウンドビューモニター」技術を応用し不審な活動を感知して、ドライバーに自動で通報します。さらに、その通報を受けた運転手は警報を鳴らすことができます。

NSC 2015はその名の通り、それぞれの個別技術は2015年に商品化が可能となりますが、未来にはさらにステキな機能… 例えば、自動的に泥棒を逮捕する機能が備わるかもしれませんね。

 

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