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2013年型「NISSAN GT-R」公開

もしも日産のスーパーカーがさらに進化したら?

11月2日、その問いに答えるべく2013年型「NISSAN GT-R」が報道陣に公開されました。このクルマは11月下旬に日本で、そして来年1月から順次海外で発売される予定です。

伝説のニュルブルクリンクサーキットでのテストと24時間レースを通して開発された新型GT-Rは、より優れたボディ剛性と超高速域での安定性を誇ります。

菅生サーキットを疾走する2013年型「NISSAN GT-R」

GT-R開発ドライバーのの鈴木利男氏は、ニュル24時間レースでの参戦が、新型での進化にはとても重要であったと説明します。

「全て市販車のノーマルパーツ(を装着した車両)で参戦しました。いくつかのトラブルはありましたけれども致命傷になるトラブルではなかったので、GT-Rのポテンシャルがすごくよくわかりましたし、高速で走って、ダウンフォースのバランスなどもよく解りました。」

2013年型GT-Rは中回転域のレスポンスと高回転域での加速性能が向上しました。また、車両の重心を下げたことで超高速での走行安定性が改善しました。

さらに、ドライブシャフトからハブベアリングの締結トルクを高め、サーキット走行時などにおける高負荷時の信頼性が上がりました。車両開発主管(CVE)の水野和敏によれば、これらの改良が高速走行の全体能力と安全性の向上につながります。

「日産という企業として、お金にならず、宣伝にもならなくても、どれだけ社会的に責任を持っているかを示すことが大事なことだと思います。例えば、『300キロのクルージング中でも社内で会話が楽しめますよ』、『ニュルブルクリンクで7分18秒の記録を出しましたよ』と言う裏には、普通の自動車メーカーでは絶対にやっていないことをやっています。例えば、『300キロでバーストしてもどのようにディーラーまで返そうか』、『200キロでクラッシュしたときにどうやって人の命を守ろうか』、ということを考えています。

新型の「NISSAN GT-R」

VDC(ビークル・ダイナミック・コントロール)は180キロくらいまでしか制御していませんが、「250キロ以上でどうやってVDCをきちんと守ろうか」、などを考えています。実はクルマの将来の進化のために「エコロジー」と同時に大事なもう一つの「ライフセーブ」、このテーマに対して、売り文句の裏に物凄く懐の深い技術開発が隠されています。これが他のメーカーのスーパーカーの技術開発と全く違うところです。これは日産自動車というブランドが持てる、新しい懐の深い世界です。」

では、実際の走りは?人気自動車専門ウェブサイト、speedhunters.comのディノ・ダッレ・カルボナーレ氏に聞いてみました。

「これまでも毎年改良してきましたが、小変更の年もあったので最初は私も若干懐疑的でした。しかし、今回このクルマをサーキットと一般路と両方で試してみて、重心を下げたことがハンドリング性能を大きく変えることは明確に感じました。」

自動車ジャーナリストでレーシングドライバーの松田秀士氏も次のように解説します。

「すごく運動性能が高くなったというか、ドライバー目線から言うと、分かりやすくなりました。フロントの挙動がすごく素直になったというか分かりやすくなりました。フロントは逆に重さを感じませんでした。そういうことがはっきり分かりました。あと例えば今日みたいな路面だと、リアが流れたときに分かりやすいので安心してリアを流していられてアクセルを踏めます。より分かりやすくなるということは当然このクルマをより楽しめるようになると思います。」

最後に、私も鈴木利男氏の運転で3ラップ同乗してみました。

強烈な体験でした。言葉がありません。

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