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2012年11月度のグローバル販売実績について

日産のグローバル販売を担当する副社長の片桐隆夫による、11月のグローバル販売実績の解説です。

ヨーロッパ、中国で若干の落ち込みはあるものの、アメリカそしてアジア地域は好調。

グローバルでの新型車投入が功を奏しており、2013年の見通しは明るいようです。

 

Q1: 11月のグローバル販売実績の概要は?

片桐副社長:

グローバル販売実績は残念ながら前年比でマイナス6.7%でした。

アメリカや東南アジア(特にタイ)地域は好調でしたが、中国およびヨーロッパでの若干の落ち込みをすべてカバーすることはできませんでした。

なお、中国の販売に関しては既に回復基調にあります。例えばショールームの来客数は前年度と同水準に戻ってきています。実際の小売販売に関しても前年の85%レベルに上がってきており、良い傾向といえるでしょう。

Q2: 先日発売になった新型セダンについて、競争の激しいCセグメントでどのような役割を担っていますか?

片桐副社長:

日本で12月5日に新型「シルフィ」を発売しました。元々Cセグメントクラスのセダンレベルを超えた、非常に質の高いモデルで、予想以上に好調に推移しています。もともと新型「シルフィ」はグローバル戦略Cセグメントセダンとして開発をしてきました。

アメリカでは新型「セントラ」として10月に発売していますし、タイ、中国にも既に販売されています。

日本よりもむしろ海外の大市場であるアメリカや中国、そしてこれから伸びてくるアジア地域などの市場で、グローバル戦略車として投入されましたが、各地域で非常に好調です。

グローバルセダンのアセットを活用し、日本でも「ブルーバード シルフィ」の後継車として、新型「シルフィ」を投入しました。グローバルで生産しているからこそ、台数も多く、クルマ創りという上でも質を含めてかなりレベルの高いものができました。そのおかげで、日本でも好調です。

セダンに関しましては、Cセグメントの「シルフィー」や「セントラ」、グローバルではBセグメントの「ラティオ」「アルメーラ」「サニー」、一つ上のセグメントの「アルティマ」「ティアナ」の、3つのグローバルセダンで、Bセグメント、Cセグメント、Dセグメントをカバーしグローバルで販売増加を図っていきたいと考えています。

質の高い、競争力の高いモデルを作り、各市場で成功させていくことが我々の戦略です。現時点では販売しているモデルすべてが好調です。

Q3: アルティマの話が出ましたが、アメリカの状況は?

片桐副社長:

アメリカ市場は着実に成長しています。その一方で競争も激化していますが、全体需要は2008年11月以降最高レベルに成長しています。そんななか日産は前年比で12.9%の増、11月度での最高販売記録を達成しました。要因は、新型「アルティマ」や「パスファインダー」などの新車発売の効果、そして「ローグ」が11月としての販売台数新記録を更新しました。新型車、現行車ともに健闘した結果です。

Q4: 2013年の見通しは?

片桐副社長:

来年の見通しを話すのはまだ早過ぎるかも知れませんが、トレンドとしてはアメリカ市場が引き続き好調だと思われます。多数の新型車を投入しましたので、これを活用して拡販につなげていけば、かなり期待ができると考えています。

アジア地域も同様です。全体需要が好調な中で、我々も新型車を含め好調ですので、引き続き成長できると考えています。

日本市場については、来年は政府補助金制度が終了する中、色々な読みがありますが、新型車を投入して販売を伸ばしていきたいと考えていますし、期待しています。

中国やヨーロッパは少し落ち込んでいますが、中国に関しては全体需要そのものについては悲観的ではありません。市場の大きさから重要な市場であり続けていますし、販売台数も少しずつ回復してきていますので来年に期待しています。

 

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