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より環境に配慮した「日産リーフ」をつくる

日産「リーフ」

「日産リーフ」は,発売2周年を期にマイナーチェンジされました。

日産のゼロ・エミッション戦略の柱である電気自動車(EV)「日産リーフ」は、性能向上だけでなくより環境に配慮したクルマになります。

11月に日本でマイナーチェンジされたゼロ・エミッション車「日産リーフ」は、性能を影響与えず、レアアースの一つであるジスプロシウムを従来より40%削減した新しいEV用モーターを搭載しています。

材料技術部 材料技術企画グループの高木潔主管は「性能自体は従来と全く同じ、あるいはそれ以上の磁石としての性能が出ますので、ご安心してお使いいただけると思います」と言いました。

レアアースの一つ、ジスプロシウム

「日産リーフ」のモーターに使用される磁石は毎分最大10,000回転しますが、ジスプロシウムは、そのモーター磁石の耐熱性を高めるために添加されています。

日産は、「粒界拡散」と言う新しい技術により、モーターにおけるレアアースの使用量を大幅に削減することに成功しました。こうした取り組みはEVやハイブリッド車だけではなく、他の部品にも採用される可能性があります。

主任研究員の村上亮は「EVの駆動用モーターだけではなく、既存の内燃機関のクルマにもジスプロシウムを使用した部品があります。そちらのほうにも削減技術を広めていって全体の使用量をもっと削減したいと思っています」と説明しました。

高木潔主管と村上亮主任研究員

レアアースの使用量の削減は、「ニッサン・グリーンプログラム 2016」で掲げた新たな天然資源の使用量を最少化するという目標に対する活動のひとつです。

ジスプロシウムの大部分は中国など限られた地域で採掘されているため、「日産リーフ」で使用するジスプロシウムの使用量を減らすことにより、供給の制約を回避することができ、また需要の増加に伴うコスト増加のリスクを下げることもできます。

高木主管は「今回のジスプロシウムに代表されるように、レアメタルやレアアースは希少資源です。資源自体が希少ですから、そういったものをできるだけ使わなければ非常に環境に優しいのです」と語りました。

より環境に配慮したこの「日産リーフ」は、ゼロ・エミッション社会の推進とともに重要な役割を担うことになるでしょう。

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