NISSAN REPORT BLOG

RSS
TOP > レポート > 錨を上げる日産マリーン

錨を上げる日産マリーン

国内最大の船舶の祭典 「ジャパンインターナショナルボートショー2013」 が横浜で開幕しました。

日産マリーンはこのイベントで、新型ボート 「サンキャット」をお披露目しました。このボートは独特な形状の船橋とカタマラン(双胴)構造から「キュービックセダン」との愛称が付けられています。

同社の本田 悟取締役は、「日産のマリーン事業は約40年の歴史があります。今回のボートショーの目玉は、この『サンキャット245です』」と語りました。

日産自動車の最高執行責任者(COO)である志賀 俊之は自身も船舶免許を保有しており、この事業に縁があります。

志賀は「長い歴史のある日産のマリーン事業がありますが、実は私も(1976年の)入社時にマリーン事業部に配属されました。日本には多くのマリンスポーツのファンがいらして、プレジャーボートだけでなく、フィッシングボートへの需要も高いです。日産にとってマリーン事業には好機があると思います」と説明します。

屋内展示とマリーナを会場としたボートショーへの昨年の来場者は、約3万5千人でした。今年はさらに増えると見込まれています。

このイベントを主催する日本舟艇工業会 は40年以上前に設立され、会員数は100社を超えます。

ヤマハ発動機でマリン事業を担当する執行役員の足立 雅人氏は、「残念ながら一昨年は東北で震災と津波がありました。その後市場は徐々に回復し、特に昨年末からは政権が交代して『アベノミクス』が功を奏し、市場は活気を取り戻しつつあります」と語りました。

 

海外でも市場は拡大しつつあり、米国でのパワーボートの販売は10%増加しました。GEキャピタル・コマーシャル・ディストリビューション・ファイナンスが2月に実施した調査によると、米国のマリーンスポーツ産業に関連する会社のうち4割が、今年5〜10%の業績の伸びを見込んでおり、GEキャピタル自身も8%増と予想しています。

米国でのボートファン人口は8,300万人いるといわれ、アルミやファイバーグラス製のフィッシングボートやプレジャーボートが人気商品の上位を占めます。日本のファン人口はそこまで大きくはないですが、今回の寄港地横浜でのイベントが業界の追い風航行に貢献すると期待されます。

ページトップへ