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日産、「超高張力鋼板」で軽量化に挑戦

インフィニティの新型「Q50」はただ走行性能が高いだけではありません。

従来よりも軽い素材でできているのです。

高成形性超ハイテン材製のBピラー

今年発売予定の新型プレミアムセダン「インフィニティQ50」には、より強度が高く、軽量で、より加工が容易な超高張力鋼板(超ハイテン材)が採用されています。

エキスパートリーダーの中務晴啓は「車体そのものをさらに軽量化を進めることができるので、クルマ全体としても燃費が向上し、CO2排出の削減に繋がるものと考えています」と高成形性超ハイテン材の利点を語りました。

この新しい1.2GPa(ギガパスカル)級高成形性超ハイテン材は、より高性能な超ハイテン材を追求することで車体を軽量化し、燃費性能を高めることを目的とした事業の一環として開発されました。

森清和エキスパートリーダー

 

長年の研究の末に開発されたこの超ハイテン材を使用するにあたり、既存の製造ラインに大幅な変更を加える必要はなく、従来は破損の危険性があった複雑な形状にも対応可能です。

車両生産技術部で開発試作を担当するエキスパートリーダーの森清和は「単純に強度を上げて強くしてしまうと、プレスできず溶接もできない材料になってしまいますが、いかにプレス成形ができる伸びを持たせて、固く強い材料にするかというところがポイントです」と特性を説明しました。

日産は2017年までに新型車の重量を15%削減し、軽量化を進める計画で、1.2GPaを含む超ハイテン材の採用比率を車内重量の25%まで拡大する予定です。

燃費の向上に挑戦を続ける日産にとって、この新しい素材は重要な役割を果たすことでしょう。

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