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日産とブータン王国、画期的な国家EV戦略において協力

ブータン王国では電気による革命が進行中です。

ヒマラヤ山脈に位置し、幸せだと感じる国民の割合が世界一多いことで知られるこの国は、電気自動車先進国になるための最初の一歩を踏み出しました。

ブータンのツェリン・トブゲイ首相と日産自動車のカルロス・ゴーン社長

ブータンのツェリン・トブゲイ首相と日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、2月21日に首都ティンプーで提携を発表し、ブータンの掲げる革新的なクリーンエネルギー目標の実現のために協力していくことで合意しました。

昨年7月の就任以来、ブータンの電気自動車プロジェクトを推進しているトグベイ首相は、「我々は計画を立案し 、 国家としてのゼロ・エミッションを一定の期日までに達成するために、その計画を遂行していきます。」と述べました。

「この目標は私たちだけでは達成できません。 私たちは世界と共に歩む必要があり、その意味において日産リーフほど強力なパートナーはありません。」

ブータンの首都ティンプーで行われた記者会見

ゼロ・エミッション車のグローバルリーダーである日産は、電気自動車の開発拡大で培った技術や専門性を駆使することでブータン市場のクルマのEV化に貢献し、ブータン国内に充電スタンドを設置するサポートをします。

「ブータンの電気自動車の取り組みは、同国首相の勇気ある決断、強い意志、そして将来のビジョンによって裏打ちされており、当社はこれを大いに支持します。」とゴーン社長は述べました。

「本活動は当社の利益に合致しています。ブータンでの取り組みを手本にして、今後、同様の取り組みが数多く広がると期待しています。」

ブータンの街を走る日産「リーフ」

再生可能エネルギーである水力発電を用いてエネルギー大国になることを目指すブータンは、今後環境面や経済面において、電気自動車にとっての活躍の舞台になると期待されています。

ブータンは現在自国で生産するクリーンエネルギーの5パーセントしか国内で消費しておらず、残りのほとんどをインドに輸出しています。

しかし現状では、クリーンエネルギー輸出により得ている利益のほとんどはインドから輸入される石油燃料の購入に使われています。 首都ティンプーだけでも3万6千台に達するガソリン車を動かすために、輸入燃料が使われているのです。

電気自動車が広まり石油燃料の輸入が減少すれば、国の財政バランスさえも変わっていくでしょう。

ブータン国王の誕生日に贈られた2台の日産リーフを皮切りに、日産はさらに電気自動車と急速充電器を現地の代理店サンダーモーターズを通じて提供していきます。ゼロ・エミッションへの切り替えは 、まず政府の公用車を先頭に行われていく予定です。

ティンプーの町ではまだリーフは人目を引く存在ですが、今後日産とブータンとの協力関係が進む中、町中がリーフで溢れる日も近いかもしれません。

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