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日産のアラウンドビューモニター、日立建機に技術供与

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皆さんの周りではふつうの大きさのダンプトラックをよく見かけられると思いますが、作業現場によっては驚くほど超大型トラックが存在します。

日立建機の超大型ダンプトラックのタイヤは人の標準身長の2倍近い高さがあり、運転席も14.5mの高さになります。

世界中に点在する採鉱現場では、このような超大型重機を効率的かつより安全に操縦するためには、優れた最先端機能が必要です。

そこで日産自動車が現在進めているアラウンドビューモニター(AVM) の技術を、超大型ダンプトラックにも採用すべく、日立建機と日産自動車は提携を結びました。

日産のアラウンドビューモニター(AVM)と移動物探知(MOD)の技術は、大型ダンプトラックの運転手の視界を大幅に広げるだけではなく、障害物を回避する技術を追加したことにより、より高い安全性の提供を実現します。

日立建機 資源開発システム事業部 安田知彦理事は「特に車両の停発進と駐車の際に、このモニター映像がオペレーターとって非常に重要なものになります」と説明。

「この大きなトラックは死角だらけで、ほとんど周りが見えません。取り付けられた6個のミラー全部をチェックして回り確認しなくてはいけません。

これはオペレーターには非常に大変なことです。停止と発進の際に、毎回毎回見なくてはいけません」と、これまで抱えていたオペレーターの悩みを説明します。

「ですがAVMがありますと、周りを一目で見ることができます。オペレーターが一番危険なのは発進する時と、停めてパーキングする時です。

この際、周りを簡単に確認できるのは非常にラクですし安全(向上)にもかなり寄与すると思います」とAVMとMODの技術への期待を寄せます。

MOD技術は発進時や駐車時、交差点などで、警告音で移動物を知らせてドライバーの視界を補います。

日産自動車 テクノロジービジネス部 部長の岩田耕一は、今回の提携の経緯について「日立建機さんの大型建機には操作性をよくするため、アラウンドビューモニター(AVM)は既に採用いただいていましたが、今回はより安全性と操作性を向上させるために、AVMと移動物検知(MOV)機能の両方を採用したいとお話をいただきました」と、乗用車から産業用車両への安全技術の移転は自然の成り行きであったと説明しました。

「このように日産の先端技術が様々な分野に使われることは大変嬉しいことです。喜んでお話をさせていただきました」と日産の技術提供に積極的な姿勢を示した。

初めてAVM機能を導入した2007年以来、日産自動車は着実に安全技術を拡充してきました。

そしてそれは自動運転技術開発への礎石となっています。

日産自動車と日立建機の提携によって、こうした技術はやがて世界標準の装備となり、建設現場や採鉱現場はより安全なものになっていくことでしょう。

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