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甑島「みらいの島プロジェクト」で活躍するEV

住友商事、日産自動車、鹿児島県薩摩川内市は、薩摩半島の西約30キロメートルに位置する甑島(こしきしま)に電気自動車(EV)40台を導入し、島民参加型のこしき島「みらいの島」共同プロジェクトを本格的に始動しました。

このプロジェクトは、日産自動車の商用タイプEV「e-NV200」を甑島に40台導入し、EVの特性を活かした活用例を利用者が発信するとともに、EVによる再生可能エネルギー(再エネ)導入拡大の可能性を検討するものです。

 

 

今回導入する40台のEVは、過疎化が進む地域の課題である交通弱者を助ける公共の乗り物として、甑島の美しい自然環境と共生するエコな移動手段として、また、島民の生活の足として広く使用され、甑島のまちづくりに寄与します。このプロジェクトによって、上甑島を走行する約400台の乗用車のうち10台に一台がEVという、国内有数のEV保有地域となります。

 

 

薩摩川内市と住友商事は、EVの使用済み蓄電池を用いた大型リユース蓄電池共同実証事業に着手し、甑島に再エネを最大導入するモデル事業を2015年から実施しています。

 

 

 

離島などでは小規模な火力発電に依存しており、コストとCO2排出が課題となっています。またこうした地域では人口減少により電力需要が下がってきており、需要が少ない状況で電力系統に再エネを接続すると電力システムが不安定になるという問題があり、なかなか大規模な再エネを導入するのが難しい状況でした。

 

今回導入するEVは、リユース実証事業の一環で「走る蓄電池」としての活用も視野に入れています。地域にEVが普及することで、再エネの出力変動を吸収できる容量が増え、より多くの再エネ導入が期待できます。数年後には、オンラインでEV充電を制御するシステムを構築するなど、大型リユース蓄電池と併用する新しいエネルギー・マネジメント事業の可能性も検討していきます。

 

 

住友商事、日産自動車、薩摩川内市は、このプロジェクトを通じて、地域に「再エネ」と「EV」を普及・定着させ、低炭素社会の実現につながる事業モデルの構築に取り組みます。将来的には、みらいのエネルギーインフラを備えたこの「みらいの島」モデルを、甑島にとどまらず国内外に広く展開することを目指します。

 

 

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